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一般内科に関する病気一覧
一般内科に関する病気をまとめています。風邪のように身近で幅広い症状や原因、対処方法を調べることができます。
該当 58件41~58件を表示
インフルエンザ いんふるえんざ
インフルエンザは高熱や関節痛などの全身症状を伴うウイルス性呼吸器感染症で、重症化防止には予防と早期対応が重要です。
かぜ症候群 かぜしょうこうぐん
かぜ症候群は、ウイルスによる上気道感染で、鼻水、喉の痛み、咳、発熱などの症状を引き起こします。一般的に軽症で、自然に回復しますが、休養と水分補給が重要です。
クラミジア肺炎 くらみじあはいえん
クラミジア肺炎は、Chlamydophila pneumoniae によって引き起こされる非定型肺炎で、乾いた咳や微熱などが持続するのが特徴です。若年層に多く、重症化はまれですが、自然治癒しにくいため抗菌薬治療が必要です。診断にはPCR検査などが用いられます。
マイコプラズマ肺炎 まいこぷらずまはいえん
マイコプラズマ肺炎は、Mycoplasma pneumoniaeによって引き起こされる非定型肺炎の一種で、特に若年者に多く発症します。乾いた咳や発熱が主な症状で、比較的軽症ながら長引くことが特徴です。マクロライド系抗菌薬が治療の中心となります。
食道粘膜下腫瘍 しょくどうねんまくかしゅよう
食道粘膜下腫瘍は、食道の表面粘膜より深い層から発生する腫瘍で、良性のものから悪性のものまでさまざまなタイプがあります。多くは無症状で偶然見つかりますが、大きくなると嚥下困難や胸の圧迫感を引き起こすことがあります。正確な診断には内視鏡や超音波内視鏡検査が必要で、治療方針は腫瘍の性質や大きさによって異なります。
食道・胃静脈瘤破裂 しょくどう・いじょうみゃくりゅうはれつ
食道・胃静脈瘤破裂は、肝硬変などで門脈圧が上昇した結果、食道や胃の静脈がこぶ状に膨らみ、それが破裂して大量出血を起こす状態です。突然の吐血や黒色便が現れ、短時間でショック状態に陥ることもあり、命に関わる緊急疾患です。早急な内視鏡による止血と、出血の再発を防ぐ長期的な管理が不可欠です。
食道・胃静脈瘤 しょくどう・いじょうみゃくりゅう
食道・胃静脈瘤は、肝硬変などによって門脈の圧力が高まり、食道や胃の静脈が拡張・蛇行してできる病変です。初期は無症状ですが、破裂すると大量の吐血やショックを引き起こし、命に関わることもあります。内視鏡検査による定期的な観察と、必要に応じた治療・予防処置が不可欠です。肝疾患と密接に関連するため、全身的な管理も重要です。
扁平上皮癌 へんぺいじょうひがん
扁平上皮癌は、皮膚や粘膜の表面を覆う扁平上皮から発生する悪性腫瘍です。皮膚だけでなく、口腔、咽頭、食道、子宮頸部など幅広い部位に発生します。進行すると周囲の組織に浸潤しやすく、転移のリスクもあるため、早期発見と治療が重要です。紫外線や慢性刺激、ウイルス感染などが原因となりやすく、予防と定期的なチェックが大切です。
食道癌 しょくどうがん
食道がんは、食道の内壁に発生する悪性腫瘍で、特に中高年男性に多く見られます。初期には無症状のこともありますが、進行すると食べ物が飲み込みにくくなり、体重減少や痛みなどを引き起こします。喫煙や飲酒が主な危険因子であり、定期的な内視鏡検査による早期発見が重要です。治療は進行度に応じて内視鏡治療、手術、放射線治療、化学療法などが行われます。
バレット食道 ばれっとしょくどう
バレット食道は、長期間の胃酸逆流により食道の粘膜が胃や腸のような性質に変化する病気です。逆流性食道炎が原因で発症しやすく、食道がん(特に腺がん)のリスクが高まることから、注意が必要です。胸やけや呑酸などの症状を伴うこともあれば、無症状のまま経過することもあります。診断には内視鏡検査が必要で、定期的な観察と管理が求められます。
食道裂孔ヘルニア しょくどうれっこうへるにあ
食道裂孔ヘルニアは、胃の一部が本来あるべき腹腔から横隔膜を通って胸腔内へと飛び出してしまう状態です。加齢や肥満、腹圧上昇などが原因で起こり、逆流性食道炎の原因にもなります。胸やけや呑酸などの症状を引き起こし、重症化すると潰瘍や出血を伴うこともあります。治療は薬物療法と生活習慣の改善が中心ですが、手術が必要となるケースもあります。
食道潰瘍 しょくどうかいよう
食道潰瘍は、胃酸や薬剤、感染などの影響で食道の粘膜が傷つき、深い炎症やただれを起こす病気です。胸やけや痛み、嚥下時の違和感などが主な症状で、重症化すると吐血や出血を伴うこともあります。原因に応じた治療が必要であり、薬物療法や生活習慣の見直しが中心となります。適切な対応により、多くの場合は治癒が可能ですが、再発を防ぐための継続的な管理が大切です。
食道憩室 しょくどうけいしつ
食道憩室は、食道の壁の一部が袋状に外へ突出する病気です。主に中高年に多くみられ、食べ物のつかえ感や逆流、誤嚥などが起こりやすくなります。症状が軽ければ経過観察となることもありますが、重症化すると手術や内視鏡による治療が必要です。憩室の部位や大きさによって症状が異なるため、正確な診断と適切な管理が重要です。
マロリー・ワイズ症候群 まろりー・わいずしょうこうぐん
マロリー・ワイス症候群は、激しい嘔吐や吐き気によって胃の出口付近(胃噴門部)から食道下部にかけての粘膜が裂け、出血する病気です。主な症状は嘔吐後の鮮血を含む吐血で、アルコールの過剰摂取や妊娠による悪阻、胃の不調などが誘因となります。出血量が多い場合は早急な治療が必要であり、内視鏡による止血が基本となります。
食道アカラシア しょくどうあからしあ
食道アカラシアは、食道の運動機能に異常が生じ、食べ物が胃へとスムーズに送られなくなる病気です。特に下部食道括約筋が開かなくなることで、食道内に食物がたまりやすくなり、嚥下困難や胸のつかえ感、体重減少などが起こります。早期発見と適切な治療が重要であり、薬物療法、内視鏡的治療、外科手術などの選択肢があります。
非びらん性GERD(NERD) ひびらんせいじーいーあーるでぃー(なーど)
非びらん性GERD(NERD)は、胃酸の逆流によって胸やけや呑酸などの症状が現れるにもかかわらず、内視鏡検査で食道粘膜にびらんや潰瘍が確認されないタイプの胃食道逆流症です。一般的な逆流性食道炎よりも診断が難しく、症状の強さと検査結果に乖離が見られることが特徴です。薬物治療と生活習慣の改善が中心となり、ストレスや過敏性も関与するため心理的なアプローチも重要です。
びらん性GERD(逆流性食道炎) びらんせいじーいーあーるでぃー(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)
びらん性GERD(逆流性食道炎)は、胃酸などの内容物が食道へ逆流し、食道の粘膜が炎症やただれ(びらん)を起こす疾患です。典型的な症状は胸やけや呑酸であり、進行すると食道狭窄や出血を起こすこともあります。生活習慣の改善と薬物治療が中心ですが、重症例では内視鏡治療や手術が必要になることもあります。再発しやすいため、長期的な管理と予防が大切です。