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発熱に関する病気一覧
発熱に関する病気をまとめています。高熱を伴うさまざまな病気の症状や原因、対処法を調べることができます。
該当 61件41~60件を表示
レンメル症候群れんめるしょうこうぐん
レンメル症候群(レンメル症)は、頸部リンパ節の腫れや発熱、筋肉痛、関節痛、咽頭痛などを特徴とする症候群で、しばしばEBウイルス感染などに続発します。自己免疫性の反応が関与すると考えられていますが、はっきりとした原因は不明で、基本的には自然軽快する予後良好な疾患です。
クローン病くろーんびょう
クローン病は、口から肛門までの消化管に慢性的な炎症や潰瘍が生じる原因不明の病気で、再燃と寛解を繰り返す特徴があります。下痢や腹痛、体重減少、肛門病変などが主症状で、若年発症が多く、難病に指定されています。現在の治療は、薬物療法と生活管理を中心に症状の安定と再発防止を目指します。
薬物性腸炎やくぶつせいちょうえん
薬物性腸炎は、薬剤の使用が原因で腸の粘膜に炎症を起こし、下痢や腹痛、血便などの症状を生じる疾患です。特に抗生物質やNSAIDs、抗がん剤などが関与することが多く、薬剤の中止と対症療法が基本です。症状が重篤な場合には腸管出血や偽膜性腸炎などを引き起こすこともあり、早期の対応が重要です。
虫垂炎ちゅうすいえん
虫垂炎(いわゆる「盲腸」)は、右下腹部にある虫垂という器官が炎症を起こす病気です。初期は軽い腹痛や吐き気から始まり、進行すると強い右下腹部痛や発熱などが現れます。早期に診断・治療を行えば完治が見込めますが、放置すると穿孔や腹膜炎といった重篤な合併症を起こすため、迅速な対応が必要です。
巨大結腸症きょだいけっちょうしょう
巨大結腸症は、結腸(大腸)が異常に拡張し、便やガスが排出されにくくなる病態です。先天性のヒルシュスプルング病や後天性の慢性便秘などが原因となり、腹部膨満や便秘、場合によっては腸閉塞や穿孔を引き起こすこともあります。早期の診断と、症状に応じた内科的または外科的治療が必要です。
潰瘍性大腸炎かいようせいだいちょうえん
潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に慢性的な炎症や潰瘍が生じる自己免疫性の病気で、主に下痢や血便、腹痛などの症状を繰り返します。原因は明確に解明されていませんが、自己免疫や腸内環境、遺伝的要因などが関与すると考えられています。治療には内科的管理が中心で、再発と寛解を繰り返す慢性疾患です。
胃腸炎いちょうえん
胃腸炎は、胃や腸の粘膜に炎症が起こることで、腹痛、下痢、嘔吐、発熱などの症状を引き起こす疾患です。主にウイルスや細菌などの感染が原因で、集団感染や食中毒の原因にもなります。多くは自然に回復しますが、脱水症状に注意が必要で、重症例では医療機関での治療が求められます。
癌性腹膜炎がんせいふくまくえん
癌性腹膜炎は、がん細胞が腹膜に広がり炎症を引き起こす状態で、腹水や腹部膨満感、消化管の不調を伴います。主に胃がん、卵巣がん、大腸がんなどの進行例で発症し、全身状態を悪化させます。根治は難しく、化学療法や腹水コントロール、緩和的治療を組み合わせながら生活の質を保つ支援が中心となります。
脾腫ひしゅ
脾腫とは、脾臓が異常に腫大した状態を指し、無症状で見つかることもありますが、基礎疾患として感染症、血液疾患、肝疾患などが関与している場合があります。脾腫自体の治療よりも原因疾患の診断と治療が重要となります。
B型肝炎びーがたかんえん
B型肝炎はB型肝炎ウイルス(HBV)の感染によって引き起こされる感染症で、血液や体液を介して感染します。急性肝炎として発症する場合もあれば、慢性化して肝硬変や肝がんに進行することもあり、早期の検査と適切な治療、ワクチンによる予防が重要です。
A型肝炎えーがたかんえん
A型肝炎はA型肝炎ウイルス(HAV)によって引き起こされる急性肝炎で、主に汚染された水や食品を介して感染します。発熱や黄疸などの症状を伴い、通常は自然に治癒しますが、高齢者では重症化することもあります。予防にはワクチン接種と衛生管理が重要です。
薬物性肝障害やくぶつせいかんしょうがい
薬物性肝障害とは、薬やサプリメントの成分によって肝臓が傷害される病気で、軽度の肝機能異常から重篤な肝炎・肝不全までさまざまな形で現れます。早期発見と原因薬剤の中止が重要であり、自己判断による薬の服用には注意が必要です。
劇症肝炎げきしょうかんえん
劇症肝炎は、急激に肝機能が失われる重篤な肝疾患で、意識障害や出血などの症状を短期間に引き起こします。主にウイルス感染や薬剤、自己免疫などが原因で、早期の集中治療と必要に応じた肝移植が命を救う鍵となります。