症状から探す
せき / たん / 息苦しさに関する病気一覧
該当 79件1~20件を表示
原発性アルドステロン症げんぱつせいあるどすてろんしょう
原発性アルドステロン症は、副腎から分泌されるアルドステロンが過剰になることで高血圧や低カリウム血症を引き起こす疾患です。治療可能な二次性高血圧の中で最も頻度が高く、適切な診断と治療により症状の改善が期待されます。
鉄欠乏性貧血てつけつぼうせいひんけつ
鉄欠乏性貧血は、鉄の不足により赤血球が十分に作られず、全身の酸素供給が低下する貧血の代表的な病型です。疲労感や息切れ、めまいなどの症状を引き起こし、月経過多や食事の偏りが主な原因です。適切な診断と鉄補充治療が重要です。
甲状腺腫瘍こうじょうせんしゅよう
甲状腺腫瘍は、甲状腺にできる腫瘍性病変で、良性と悪性があります。多くは無症状で偶発的に発見され、超音波検査や穿刺吸引細胞診によって診断されます。悪性の場合でも予後は比較的良好で、適切な治療により管理可能です。
バセドウ病ばせどうびょう
バセドウ病は、自己免疫の異常により甲状腺ホルモンが過剰に分泌される疾患です。代謝が亢進するため動悸、体重減少、眼球突出など多彩な症状が現れます。抗甲状腺薬や放射性ヨウ素治療、手術により治療が可能です。
亜急性甲状腺炎あきゅうせいこうじょうせんえん
亜急性甲状腺炎は、ウイルス感染の後などに甲状腺に炎症が生じ、一時的に甲状腺ホルモンが過剰に放出される病気です。発熱と甲状腺の痛みが特徴で、自然軽快することが多いものの、適切な対症療法が重要です。
甲状腺中毒症・甲状腺機能亢進症こうじょうせんちゅうどくしょう・こうじょうせんきのうこうしんしょう
甲状腺中毒症・甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、代謝が異常に高まる状態を指します。動悸や体重減少、発汗、精神不安などの症状が現れ、主な原因はバセドウ病です。適切な治療により多くはコントロール可能です。
脱水症だっすいしょう
脱水症は、体内の水分と電解質のバランスが崩れた状態で、軽度から重度まで幅広く、生命に関わることもあります。特に高齢者や乳幼児では症状が出にくいため、こまめな水分補給と早期の対応が重要です。
低血糖症ていけっとうしょう
低血糖症とは、血糖値が異常に低下することで、全身にさまざまな症状が現れる状態です。糖尿病の治療中に多く見られますが、空腹や過度の運動、アルコール摂取でも起こることがあります。早期の補食と適切な治療が重要です。
メタボリックシンドロームめたぼりっくしんどろーむ
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積に加えて、高血圧・脂質異常・高血糖のいずれかを合併している状態を指します。動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの重大な病気につながるリスクが高いため、早期発見と生活習慣の改善が重要です。
胃・十二指腸潰瘍穿孔い・じゅうにしちょうかいようせんこう
胃・十二指腸潰瘍穿孔は、消化性潰瘍が深く進行し、胃や十二指腸の壁に穴が開く緊急性の高い病態です。突然の激しい腹痛で発症し、腹膜炎やショックを伴うこともあります。治療は原則として緊急手術が必要で、迅速な診断と処置が生死を分けることがあります。ピロリ菌やNSAIDsなど原因への対応と、早期受診が命を守る鍵となります。
胃粘膜下腫瘍いねんまくかしゅよう
胃粘膜下腫瘍は、胃の粘膜の下にある層から発生する腫瘍で、多くは無症状のまま内視鏡検査などで偶然発見されます。良性から悪性までさまざまなタイプがあり、正確な診断には超音波内視鏡や組織検査が必要です。治療方針は大きさや性質に応じて経過観察か切除を選択し、悪性が疑われる場合には外科手術も検討されます。
膿胸のうきょう
膿胸は、胸腔内に膿がたまる感染症で、肺炎や外傷、手術後の合併症として発生します。発熱や胸痛、呼吸困難などの症状があり、診断には画像検査と胸水検査が用いられます。治療は抗菌薬と胸腔ドレナージが基本で、外科的処置が必要な場合もあります。
自然気胸しぜんききょう
自然気胸は、外傷や医療処置を伴わずに突然肺から空気が漏れ、胸腔に貯留することで肺が虚脱する疾患です。若年男性に多い原発性と、肺疾患を基礎とする続発性に分かれ、治療は安静から手術まで多様です。再発予防も重要な課題です。
漏斗胸(胸郭変形)ろうときょう
漏斗胸は胸骨が内側に凹む胸郭の先天性変形で、見た目だけでなく、心肺機能にも影響を及ぼすことがあります。多くは小児期に発症し、成長とともに進行するため、重症例では手術を検討します。ナス法などの矯正術が有効です。