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めまいに関する病気一覧
めまいに関する病気をまとめています。めまいを伴うさまざまな病気の症状や原因、対処法を調べることができます。
該当 12件1~12件を表示
アジソン病あじそんびょう
アジソン病は、副腎から分泌される副腎皮質ホルモン(コルチゾールやアルドステロン)が慢性的に不足することで起こる疾患です。全身の倦怠感や低血圧、色素沈着などの症状が見られ、生命に関わる副腎クリーゼを防ぐためにも早期の診断とホルモン補充治療が重要です。
鉄欠乏性貧血てつけつぼうせいひんけつ
鉄欠乏性貧血は、鉄の不足により赤血球が十分に作られず、全身の酸素供給が低下する貧血の代表的な病型です。疲労感や息切れ、めまいなどの症状を引き起こし、月経過多や食事の偏りが主な原因です。適切な診断と鉄補充治療が重要です。
脱水症だっすいしょう
脱水症は、体内の水分と電解質のバランスが崩れた状態で、軽度から重度まで幅広く、生命に関わることもあります。特に高齢者や乳幼児では症状が出にくいため、こまめな水分補給と早期の対応が重要です。
低血糖症ていけっとうしょう
低血糖症とは、血糖値が異常に低下することで、全身にさまざまな症状が現れる状態です。糖尿病の治療中に多く見られますが、空腹や過度の運動、アルコール摂取でも起こることがあります。早期の補食と適切な治療が重要です。
NSAIDs潰瘍えぬせいずかいよう
NSAIDs潰瘍は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の服用によって胃や十二指腸の粘膜が障害され、潰瘍を生じる薬剤性消化管障害です。みぞおちの痛みや黒色便、出血を伴うこともあり、重症化すると穿孔やショックを起こすこともあります。特に高齢者では無症状のまま進行する例もあるため、予防薬の併用や定期的な検査が重要です。
ダンピング症候群だんぴんぐしょうこうぐん
ダンピング症候群は、胃の手術後に食後の急激な血流変化や低血糖により動悸やめまい、下痢などが起こる状態です。発症時期により「早期型」と「後期型」に分類され、いずれも日常生活に影響を与えることがあります。治療は主に食事療法と生活習慣の調整で、重症例では薬物治療が検討されます。
胃切除後症候群いせつじょしょうこうぐん
胃切除後症候群は、胃がんや潰瘍などで胃を部分的または全部切除した後に起こるさまざまな不調を指します。主に食後に現れる動悸やめまい、下痢などの「ダンピング症状」をはじめ、栄養吸収障害や貧血も見られます。手術後の食事指導と長期的なフォローが予後を左右するため、医療チームによる包括的支援が必要です。
食道・胃静脈瘤破裂しょくどう・いじょうみゃくりゅうはれつ
食道・胃静脈瘤破裂は、肝硬変などで門脈圧が上昇した結果、食道や胃の静脈がこぶ状に膨らみ、それが破裂して大量出血を起こす状態です。突然の吐血や黒色便が現れ、短時間でショック状態に陥ることもあり、命に関わる緊急疾患です。早急な内視鏡による止血と、出血の再発を防ぐ長期的な管理が不可欠です。
食道・胃静脈瘤しょくどう・いじょうみゃくりゅう
食道・胃静脈瘤は、肝硬変などによって門脈の圧力が高まり、食道や胃の静脈が拡張・蛇行してできる病変です。初期は無症状ですが、破裂すると大量の吐血やショックを引き起こし、命に関わることもあります。内視鏡検査による定期的な観察と、必要に応じた治療・予防処置が不可欠です。肝疾患と密接に関連するため、全身的な管理も重要です。
マロリー・ワイズ症候群まろりー・わいずしょうこうぐん
マロリー・ワイス症候群は、激しい嘔吐や吐き気によって胃の出口付近(胃噴門部)から食道下部にかけての粘膜が裂け、出血する病気です。主な症状は嘔吐後の鮮血を含む吐血で、アルコールの過剰摂取や妊娠による悪阻、胃の不調などが誘因となります。出血量が多い場合は早急な治療が必要であり、内視鏡による止血が基本となります。