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倦怠感に関する病気一覧
倦怠感に関する病気をまとめています。倦怠感を伴うさまざまな病気の症状や原因、対処法を調べることができます。
該当 72件1~20件を表示
アジソン病あじそんびょう
アジソン病は、副腎から分泌される副腎皮質ホルモン(コルチゾールやアルドステロン)が慢性的に不足することで起こる疾患です。全身の倦怠感や低血圧、色素沈着などの症状が見られ、生命に関わる副腎クリーゼを防ぐためにも早期の診断とホルモン補充治療が重要です。
鉄欠乏性貧血てつけつぼうせいひんけつ
鉄欠乏性貧血は、鉄の不足により赤血球が十分に作られず、全身の酸素供給が低下する貧血の代表的な病型です。疲労感や息切れ、めまいなどの症状を引き起こし、月経過多や食事の偏りが主な原因です。適切な診断と鉄補充治療が重要です。
高カルシウム血症こうかるしうむけっしょう
高カルシウム血症は、血中カルシウム濃度が正常範囲を超えて上昇する状態で、倦怠感や消化器症状、神経症状、心臓の異常など多岐にわたる症状を引き起こします。原因は副甲状腺機能亢進症や悪性腫瘍が多く、早期の診断と治療が重要です。
副甲状腺機能亢進症ふくこうじょうせんきのうこうしんしょう
副甲状腺機能亢進症は、副甲状腺ホルモン(PTH)の過剰分泌により、血中カルシウム濃度が上昇し、骨粗鬆症や腎結石、神経・消化器症状など多彩な障害を引き起こす疾患です。早期診断と適切な治療が重要です。
単純性びまん性甲状腺腫たんじゅんせいびまんせいこうじょうせんしゅ
単純性びまん性甲状腺腫は、甲状腺が全体的に腫れる良性疾患で、ホルモン機能は正常のことが多く、無症状で経過する場合もあります。特に思春期や妊娠期の女性に多くみられ、自然に改善することもありますが、定期的な経過観察が必要です。
亜急性甲状腺炎あきゅうせいこうじょうせんえん
亜急性甲状腺炎は、ウイルス感染の後などに甲状腺に炎症が生じ、一時的に甲状腺ホルモンが過剰に放出される病気です。発熱と甲状腺の痛みが特徴で、自然軽快することが多いものの、適切な対症療法が重要です。
甲状腺中毒症・甲状腺機能亢進症こうじょうせんちゅうどくしょう・こうじょうせんきのうこうしんしょう
甲状腺中毒症・甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、代謝が異常に高まる状態を指します。動悸や体重減少、発汗、精神不安などの症状が現れ、主な原因はバセドウ病です。適切な治療により多くはコントロール可能です。
脱水症だっすいしょう
脱水症は、体内の水分と電解質のバランスが崩れた状態で、軽度から重度まで幅広く、生命に関わることもあります。特に高齢者や乳幼児では症状が出にくいため、こまめな水分補給と早期の対応が重要です。
ビタミン欠乏症びたみんけつぼうしょう
ビタミン欠乏症とは、体に必要なビタミンが不足し、さまざまな身体機能に障害が生じる状態です。ビタミンごとに特有の症状があり、食生活の乱れや吸収障害、過度なダイエットなどが主な原因です。早期の補充と原因への対処が重要です。
1型糖尿病いちがたとうにょうびょう
1型糖尿病は、自己免疫反応などによって膵臓のインスリン分泌が失われる疾患です。突然の発症が多く、血糖を下げるホルモンであるインスリンが不足するため、インスリン注射による継続的な治療が不可欠です。早期診断と血糖コントロールが合併症の予防に重要です。
NSAIDs潰瘍えぬせいずかいよう
NSAIDs潰瘍は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の服用によって胃や十二指腸の粘膜が障害され、潰瘍を生じる薬剤性消化管障害です。みぞおちの痛みや黒色便、出血を伴うこともあり、重症化すると穿孔やショックを起こすこともあります。特に高齢者では無症状のまま進行する例もあるため、予防薬の併用や定期的な検査が重要です。
膿胸のうきょう
膿胸は、胸腔内に膿がたまる感染症で、肺炎や外傷、手術後の合併症として発生します。発熱や胸痛、呼吸困難などの症状があり、診断には画像検査と胸水検査が用いられます。治療は抗菌薬と胸腔ドレナージが基本で、外科的処置が必要な場合もあります。
胸膜腫瘍きょうまくしゅよう
胸膜腫瘍は、肺を覆う胸膜に発生する腫瘍で、良性から悪性までさまざまです。中でも悪性胸膜中皮腫はアスベスト曝露と関連し、進行が早く予後不良です。診断には画像検査と病理検査が必要で、治療は手術、化学療法、放射線療法が組み合わされます。
縦隔気腫じゅうかくきしゅ
縦隔気腫は、肺や気道、食道などから空気が漏れ、縦隔内に貯留する病態で、胸痛や呼吸困難を引き起こします。原因は外傷や自然破裂、医療行為など多岐にわたり、診断は画像検査で行います。多くは保存的治療で改善しますが、重症例では外科的介入が必要です。