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無症状に関する病気一覧
該当 40件1~20件を表示
甲状腺腫瘍こうじょうせんしゅよう
甲状腺腫瘍は、甲状腺にできる腫瘍性病変で、良性と悪性があります。多くは無症状で偶発的に発見され、超音波検査や穿刺吸引細胞診によって診断されます。悪性の場合でも予後は比較的良好で、適切な治療により管理可能です。
単純性びまん性甲状腺腫たんじゅんせいびまんせいこうじょうせんしゅ
単純性びまん性甲状腺腫は、甲状腺が全体的に腫れる良性疾患で、ホルモン機能は正常のことが多く、無症状で経過する場合もあります。特に思春期や妊娠期の女性に多くみられ、自然に改善することもありますが、定期的な経過観察が必要です。
腺腫様甲状腺腫せんしゅようこうじょうせんしゅ
腺腫様甲状腺腫は、甲状腺が部分的または全体的に結節状に腫大する良性の疾患で、ホルモン機能が正常なことが多く、無症状のまま経過することもあります。見た目のしこりや圧迫感で発見され、必要に応じて手術や経過観察が行われます。
高尿酸血症こうにょうさんけっしょう
高尿酸血症は、血液中の尿酸が慢性的に高い状態を指し、放置すると痛風発作や尿路結石、腎障害などの合併症を引き起こします。生活習慣の見直しと必要に応じた薬物療法により、尿酸値の管理と発作予防が可能です。
メタボリックシンドロームめたぼりっくしんどろーむ
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積に加えて、高血圧・脂質異常・高血糖のいずれかを合併している状態を指します。動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの重大な病気につながるリスクが高いため、早期発見と生活習慣の改善が重要です。
2型糖尿病にがたとうにょうびょう
2型糖尿病は、インスリンの分泌不足や効きにくさによって血糖値が慢性的に高くなる病気です。生活習慣との関連が強く、初期は無症状でも放置すると合併症を引き起こします。食事や運動などの生活習慣改善と薬物療法での血糖管理が重要です。
NSAIDs潰瘍えぬせいずかいよう
NSAIDs潰瘍は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の服用によって胃や十二指腸の粘膜が障害され、潰瘍を生じる薬剤性消化管障害です。みぞおちの痛みや黒色便、出血を伴うこともあり、重症化すると穿孔やショックを起こすこともあります。特に高齢者では無症状のまま進行する例もあるため、予防薬の併用や定期的な検査が重要です。
胃・十二指腸潰瘍い・じゅうにしちょうかいよう
胃・十二指腸潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜が胃酸や消化酵素によって深く傷つき、えぐれた状態になる病気です。ピロリ菌感染やNSAIDsの使用が主な原因で、みぞおちの痛みや黒色便、吐血などの症状を伴います。再発しやすい病気ですが、適切な治療と除菌、生活習慣の改善によってコントロールが可能です。
胃粘膜下腫瘍いねんまくかしゅよう
胃粘膜下腫瘍は、胃の粘膜の下にある層から発生する腫瘍で、多くは無症状のまま内視鏡検査などで偶然発見されます。良性から悪性までさまざまなタイプがあり、正確な診断には超音波内視鏡や組織検査が必要です。治療方針は大きさや性質に応じて経過観察か切除を選択し、悪性が疑われる場合には外科手術も検討されます。
胃ポリープいぽりーぷ
胃ポリープは、胃の内側の粘膜にできる小さな隆起性病変で、多くは無症状で良性ですが、まれにがん化のリスクを持つものもあります。種類によって治療や経過観察の方針が異なり、内視鏡検査で発見・診断されます。症状がなくても定期的な検査が重要で、必要に応じて切除や病理検査が行われます。
萎縮性胃炎いしゅくせいいえん
萎縮性胃炎は、長期間の炎症により胃粘膜が薄くなり、本来の機能が失われていく状態です。主な原因はヘリコバクター・ピロリ感染で、進行すると腸上皮化生を伴い、胃がんのリスクが高まります。症状がないまま進行することも多いため、内視鏡検査による早期発見とピロリ菌の除菌、定期的なフォローアップが重要です。
ヘリコバクターピロリ感染胃炎へりこばくたーぴろりかんせんいえん
ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎は、ピロリ菌が胃の粘膜に感染することで引き起こされる慢性胃炎です。多くは無症状で経過しますが、長期的には胃粘膜の萎縮や腸上皮化生を伴い、胃がんのリスクが高まります。内視鏡や検査で早期に感染を確認し、適切な除菌治療を行うことが、将来の重大な疾患を防ぐために非常に重要です。
ヘリコバクターピロリ感染症へりこばくたーぴろりかんせんしょう
ヘリコバクター・ピロリ感染症は、胃の粘膜にすみつく細菌によって引き起こされる感染症です。感染しても症状がないことが多いですが、長期的には慢性胃炎や胃潰瘍、さらには胃がんの原因にもなります。検査で感染を確認し、除菌治療を行うことで多くの合併症を防ぐことが可能です。早期の発見と治療が、将来のリスクを減らす鍵となります。
慢性胃炎まんせいいえん
慢性胃炎は、胃粘膜の炎症が長期間持続する状態を指し、胃もたれや吐き気、食後の不快感などの症状を引き起こすことがあります。主な原因はピロリ菌感染や長期的な薬剤、ストレスなどで、胃粘膜の萎縮や腸上皮化生を伴うこともあります。症状が乏しいこともあるため、内視鏡検査による定期的な観察と必要に応じた治療が重要です。
無気肺むきはい
無気肺とは、肺の一部または全部がつぶれて空気を含まなくなる状態を指し、術後や気道閉塞が原因となることが多いです。呼吸困難や低酸素血症の原因となり、早期発見と原因除去、理学療法による再膨張が治療の中心です。
新型コロナウイルス感染症しんがたころなういるすかんせんしょう
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、ウイルス性の急性感染症で、軽症から重症まで多様な経過をたどります。ワクチン接種と日常的な感染対策が予防と重症化防止の鍵を握ります。
胃憩室いけいしつ
胃憩室は、胃の壁の一部が外側に袋状に突出した状態で、ほとんどは無症状ですが、まれに胃もたれや痛みなどの症状を伴うこともあります。バリウム検査や内視鏡で偶然発見されることが多く、治療は症状の有無により異なります。炎症や出血を起こした場合は内科的または外科的治療が必要になることもあります。
大腸ポリープだいちょうぽりーぷ
大腸ポリープは、大腸の内側にできる粘膜の隆起で、多くは無症状ですが、進行すると大腸がんの原因になることがあります。種類によって悪性化のリスクが異なり、特に腺腫性ポリープは注意が必要です。内視鏡検査での早期発見と切除が、大腸がん予防に大きく貢献します。
大腸憩室症だいちょうけいしつしょう
大腸憩室症は、大腸の壁の一部が袋状に外側へ突出する病態で、主に高齢者に多くみられます。多くは無症状ですが、炎症や出血を伴うと腹痛や発熱、血便などの症状が出現します。食物繊維不足や加齢による腸壁の脆弱化、便秘などが原因とされ、日常の生活習慣改善が予防に有効です。