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インフルエンザで眠れない時の対処法!横になるだけでも効果的?

  • 公開日:2026/09/25
  • 更新日:2026/10/08

インフルエンザで眠れない時はどうすればいい?高熱・咳・鼻づまり・関節痛など原因別の対処法や楽に休める寝方、薬の使い方を解説。眠れなくても横になるだけで休息になります。子どもの注意点や受診の目安もあわせて紹介します。

インフルエンザにかかると、高熱や寒気、咳、鼻づまり、関節痛などによって、疲れているのに眠れないことがあります。「眠れないと治りが遅くなるのでは」と不安になる方もいるでしょう。しかし、無理に眠ろうとする必要はありません。眠れなくても体を横にして安静にすることは、体力の消耗を抑えることにつながります。本記事では、インフルエンザで眠れない原因や楽に休む方法、薬の使い方、受診の目安を解説します。

インフルエンザで眠れなくても横になるだけで休息になる

インフルエンザで眠れない場合でも、無理に睡眠を取ろうと焦る必要はありません。睡眠そのものと同じとはいえませんが、体を休ませることには意味があります。まずは、眠れない夜の過ごし方から確認しましょう。

眠れなくても安静にすることで体力の消耗を抑えられる

眠れないからといって起きて活動するよりも、横になって安静に過ごすほうが体力の消耗を抑えやすくなります。インフルエンザの療養中は発熱や免疫反応によって体に負担がかかるため、家事や仕事、スマートフォンの長時間利用などは控えましょう。眠れなくても静かな環境で体を横たえ、呼吸を楽にして過ごすことが休息につながります。

眠ろうと焦らず目を閉じて楽な姿勢を取る

「早く眠らなければ」と考え続けると、かえって緊張して寝つきにくくなることがあります。眠れない時は睡眠時間を意識しすぎず、目を閉じて力を抜き、もっとも楽だと感じる姿勢を取りましょう。咳があるなら上半身を少し高くするなど、症状に合わせた工夫も有効です。時計を何度も確認せず、「休めればよい」と考えて過ごしましょう。

インフルエンザで眠れない主な原因

インフルエンザでは、発熱だけでなく全身や呼吸器にさまざまな症状が現れるため、睡眠を妨げる原因も一つではありません。自分が眠れない原因を把握すると、適した対処法を選びやすくなります。

高熱や発汗で寝苦しくなる

インフルエンザでは急な発熱が起こりやすく、体温が高い状態では寝苦しさを感じることがあります。また、熱が下がる過程で汗を多くかくと、寝衣や寝具が湿って不快感が強くなり、途中で目が覚める原因にもなります。汗をかいた時は無理のない範囲で着替え、濡れた寝具を交換しましょう。厚着のしすぎにも注意し、体温に合わせて調整することがポイントです。

寒気で布団や室温の調整が難しくなる

発熱の初期には、体温が上昇する過程で強い寒気や震えを感じることがあります。室温が十分でも寒く感じるため、布団を何枚も重ねてしまいがちです。しかし、寒気が落ち着いた後も厚い寝具を使い続けると、熱がこもって寝苦しくなることがあります。寒気がある間は体を温め、ほてりや発汗が出てきたら寝具を減らすなど、症状の変化に合わせて調節しましょう。

頭痛・筋肉痛・関節痛で楽な姿勢が取れない

インフルエンザでは頭痛や筋肉痛、関節痛などの全身症状が現れやすく、横になるだけでも痛みを感じることがあります。腰や肩、膝などが痛むと寝返りのたびに目が覚め、十分に休めないこともあるでしょう。枕やクッションを使って痛む部分への負担を減らし、無理に同じ姿勢を続けないことがポイントです。痛みが強い場合は、医師や薬剤師に薬の使用について相談してください。

咳や痰で何度も目が覚める

咳や痰があると、横になった時に症状が気になり、眠りにつきにくくなることがあります。とくに夜間は空気の乾燥や姿勢の影響もあり、咳が続いて何度も目が覚めるケースがあります。上半身を少し高くして休む、室内を適度に加湿する、水分を少量ずつ取るなどの方法を試しましょう。息苦しさを伴う場合は、単なる咳と考えず医療機関への相談が必要です。

鼻づまりや喉の痛みで呼吸しにくくなる

鼻づまりが強いと口呼吸になりやすく、喉が乾燥して痛みが悪化することで眠りが妨げられることがあります。喉の痛みそのものが気になって寝つけない方もいるでしょう。部屋の空気が乾燥しすぎないよう調整し、こまめに水分を取ることが対策になります。鼻づまりがある場合は、枕を少し高くするなど、呼吸しやすい姿勢を探してみてください。

脱水や不安で寝つきが悪くなる

高熱や発汗が続くと体内の水分が失われ、口の渇きやだるさ、頭痛などが強くなることがあります。こうした不快感によって眠りにくくなる場合もあります。また、「症状が悪化したらどうしよう」という不安も寝つきを妨げる原因の一つです。一度に大量に飲む必要はないため、水や経口補水液などを少量ずつ補給しましょう。尿量が明らかに減っている場合は注意が必要です。

インフルエンザで眠れない時の対処法

インフルエンザで眠れない時は、無理に寝ようとするより、現在もっともつらい症状を軽減して休みやすい環境をつくることがポイントです。自宅で実践しやすい対処法を紹介します。

寒気がある時は体を温める

寒気や震えが強い時は、無理に体を冷やさず、布団や衣類を使って心地よい程度に温めましょう。体温が上がりきる前は、熱があるにもかかわらず強く寒く感じることがあります。ただし、寒気が治まり、汗をかいたり体が熱く感じたりするようになったら、厚い寝具をそのまま使い続ける必要はありません。症状の変化に合わせて衣類や布団を調節してください。

鼻づまりや咳を和らげる工夫をする

鼻づまりや咳が気になる時は、上半身を少し高くして横になると呼吸が楽になることがあります。乾燥によって喉への刺激が強まらないよう、加湿器などで室内環境を調整する方法もあります。また、水分を少量ずつ取ることで、喉の乾燥を防ぎやすくなります。咳が激しい、呼吸が苦しい、ゼーゼーするなどの症状がある場合は、自宅での対処だけで済ませず受診を検討しましょう。

痛みや高熱がつらい場合は解熱鎮痛薬を適切に使う

頭痛や関節痛、高熱によるつらさで眠れない場合は、医師から処方された解熱鎮痛薬を用法・用量どおりに使用します。解熱鎮痛薬は「熱があるから必ず飲む」のではなく、痛みや発熱によって休息や水分補給が難しい時に使用を検討します。とくに子どもでは使用を避けるべき成分もあるため、自己判断で手元の薬を使用せず、医師や薬剤師へ確認しましょう。

熱がこもったら薄着にして寝具を減らす

寒気がなくなり、体が熱い、汗をかくと感じるようになったら、厚着や重い布団によって熱がこもっていないか確認しましょう。汗をかいたままの衣類で過ごすと不快感が強くなり、睡眠を妨げる原因になります。薄手の寝衣へ着替え、寝具も心地よい範囲まで減らしてください。ただし、無理に体温を下げようとして冷やしすぎる必要はありません。

寝室の温度と湿度を快適に整える

暑すぎる部屋や乾燥した環境では、発熱による寝苦しさや喉の不快感が強まりやすくなります。反対に、室温を下げすぎると寒気を感じやすくなるため、自分が心地よいと感じる環境に調整しましょう。湿度も高くしすぎる必要はなく、喉や鼻が乾燥しにくい状態を目安にします。加湿器を使用する場合は、定期的に清掃し、衛生的に使用してください。

水分を少量ずつこまめに補給する

インフルエンザで高熱や発汗がある時は、水分不足を防ぐためにこまめな補給が欠かせません。一度に大量に飲むと吐き気を感じる場合があるため、水やお茶、経口補水液などを少量ずつ飲みましょう。食事が十分に取れなくても、水分が取れているかは重要な確認ポイントです。口が極端に乾く、尿がほとんど出ないなど脱水が疑われる場合は、医療機関へ相談してください。

夜間に症状がつらく、外出して医療機関を受診することが難しい場合は、オンライン診療を利用する方法もあります。クラウドドクターでは、自宅からスマートフォンなどを通じて医師の診療を受けられるため、受診方法の一つとして検討できます。

心地よい範囲で頭や首を冷やす

体が熱く感じて眠れない時は、冷たいタオルや保冷剤を包んだタオルなどを使い、額や首周りを心地よい範囲で冷やす方法があります。冷やすことで体温そのものを大幅に下げることが目的ではなく、不快感を軽くして休みやすくするための工夫です。寒気がある時に無理に冷やす必要はありません。冷たすぎると感じる場合や震えが出る場合は、すぐに中止してください。

スマートフォンや時計を見ずに刺激を減らす

眠れない時にスマートフォンで動画やSNSを見続けたり、何度も時計を確認したりすると、頭がさえて休みにくくなることがあります。眠れなくても、画面を見る時間を減らして照明を落とし、静かな環境で横になりましょう。「あと何時間しか眠れない」と考える必要はありません。眠ることだけを目標にせず、体や目を休ませる時間として過ごすことがポイントです。

症状別に楽に休める寝方

インフルエンザの症状によって、楽に感じる姿勢は異なります。咳や鼻づまり、喉の痛み、関節痛など、それぞれの症状に合わせた寝方を試してみましょう。

咳や痰がつらい時は上半身を高くする

咳や痰が気になる場合は、完全に仰向けになるよりも、枕やクッションを使って上半身を少し高くすると楽に感じることがあります。ベッドの背もたれが調整できる場合は、無理のない角度まで起こす方法もあります。ただし、枕を何枚も重ねて首だけを曲げると首や肩に負担がかかるため、背中からなだらかに支えるようにしましょう。

鼻づまりがある時は呼吸しやすい向きで横になる

鼻づまりが強い場合は、仰向けにこだわらず、自分が呼吸しやすい向きで横になりましょう。横向きになることで片側の鼻が通りやすく感じることもあります。また、枕を少し高くすると鼻づまりによる息苦しさが軽くなる場合があります。ただし、強い呼吸困難がある場合や、横になること自体が苦しい場合は寝方だけで対処せず、医療機関への相談が必要です。

喉が痛い時は加湿して枕元に飲み物を置く

喉が痛くて眠れない時は、室内の乾燥を避け、すぐ水分を取れるよう枕元に飲み物を用意しておくと便利です。夜中に喉が乾いた時も、起き上がって移動する負担を減らせます。冷たい水と常温の水では、心地よいと感じるほうを選んで問題ありません。ただし、むせ込みやすい方は、寝たまま飲まず、上半身を起こして少量ずつ飲むようにしましょう。

頭痛や関節痛がある時はクッションで体を支える

頭痛や腰痛、関節痛が強いと、同じ姿勢を続けるだけでもつらくなることがあります。膝の下や腰の横などにクッションや丸めたタオルを入れ、痛む部分に負担が集中しない姿勢を探してみましょう。横向きの場合は膝の間にクッションを挟む方法もあります。痛みを我慢して同じ姿勢を維持する必要はなく、可能な範囲でゆっくり寝返りを打つことも大切です。

寒気とほてりに合わせて布団を調整する

発熱中は、寒気が強い時間と、体が熱く汗ばむ時間が交互に現れることがあります。そのため、一晩中同じ寝具で過ごすのではなく、その時の体感に合わせて調整しましょう。寒気がある時は布団を増やし、ほてりや発汗が出てきたら1枚減らすなどの対応がおすすめです。すぐ調整できるよう、薄手の毛布などを用意しておくと夜間の負担を減らせます。

眠れない時の薬の使い方

眠れないからといって、複数の薬を自己判断で追加するのは避けましょう。インフルエンザの治療薬や解熱鎮痛薬、市販薬には飲み合わせや使用上の注意があります。安全に使用するためのポイントを解説します。

カロナールなどの解熱鎮痛薬は指示どおりに使う

カロナールの有効成分はアセトアミノフェンで、発熱や痛みを和らげる目的で処方されることがあります。使用する際は、医師から指示された1回量や服用間隔、1日の回数を守りましょう。眠れないからといって服用量を増やしたり、間隔を短くしたりしてはいけません。また、市販薬にもアセトアミノフェンが含まれることがあるため、重複服用にも注意が必要です。

抗インフルエンザ薬は自己判断で中断しない

抗インフルエンザ薬が処方されている場合は、医師から指示された用法・用量・期間を守って使用しましょう。症状が軽くなったからといって、服用タイプの薬を自己判断で中断するのは避けてください。抗インフルエンザ薬は種類によって使用方法が異なるため、飲み忘れや副作用など気になることがある場合は、処方した医師や薬剤師に確認しましょう。

市販の風邪薬を重ねて服用しない

処方薬を飲んでいる状態で市販の総合感冒薬や解熱鎮痛薬を追加すると、同じ有効成分を重複して摂取するおそれがあります。とくにアセトアミノフェンは複数の風邪薬や解熱鎮痛薬に含まれることがあるため注意が必要です。PMDAもアセトアミノフェンを含む薬剤同士の併用を避けるよう注意喚起しています。市販薬を追加したい場合は、事前に薬剤師や医師へ確認しましょう。

睡眠改善薬や睡眠薬を自己判断で追加しない

眠れないからといって、市販の睡眠改善薬や以前処方された睡眠薬を自己判断で追加することは避けましょう。インフルエンザの治療で使用している薬や風邪薬と成分が重なったり、眠気などの作用が強く出たりする可能性があります。また、息苦しさや意識状態の変化を「眠っているだけ」と判断しにくくなることも考えられます。使用したい場合は医師や薬剤師へ相談してください。

薬を使っても眠れない時は医師や薬剤師に相談する

解熱鎮痛薬などを適切に使用しても眠れない場合は、眠れない原因となっている症状を改めて確認しましょう。激しい咳や強い痛み、高熱などが続いている場合は、治療内容の確認が必要になることがあります。薬を追加したり量を増やしたりするのではなく、医師または薬剤師へ相談してください。現在使っている薬の名前や服用した時刻を伝えられるよう整理しておくとスムーズです。

眠れない時に医療機関を受診する目安

「眠れない」という症状だけでなく、その原因となっている体調の変化にも注意が必要です。インフルエンザでは、呼吸困難や脱水などが重症化のサインとなることがあります。次の症状がある時は、早めの受診を検討しましょう。

高熱が続いて水分を取れない

高熱が続き、水分を飲もうとしても吐いてしまう、ほとんど飲めないといった場合は、脱水につながるおそれがあります。口の中が強く乾いている、尿の量が極端に少ない、ぐったりしているなどの症状にも注意してください。とくに子どもや高齢者は脱水が進んでも自覚しにくいことがあります。少量ずつの水分補給も難しい状態であれば、早めに医療機関へ相談しましょう。

息苦しさや胸の痛みがあり横になれない

息苦しくて横になれない、呼吸をするたびに胸が痛む、呼吸が速いなどの症状がある場合は、早めの医療機関受診が必要です。インフルエンザでは肺炎などの合併症を起こすこともあり、「眠れないだけ」と考えて様子を見るのは避けましょう。明らかな呼吸困難や強い胸痛がある場合は、夜間や休日であっても救急受診を含めて適切な医療につながることが重要です。

激しい頭痛や繰り返す嘔吐がある

インフルエンザでは頭痛がみられることがありますが、耐え難いほど激しい頭痛や繰り返す嘔吐など、通常とは異なる強い症状がある場合は注意が必要です。水分を取れないほど吐いている場合は脱水のリスクも高まります。頭痛の強さだけでなく、意識がぼんやりする、受け答えがおかしいなどの変化がないかも確認しましょう。気になる症状がある時は早めに受診してください。

けいれんや意識状態の異常がある

けいれんが起きた、呼びかけても反応が乏しい、会話がかみ合わないなど、意識状態に異常がみられる場合は緊急性があります。眠っているだけだと判断せず、反応や呼吸の状態を確認してください。インフルエンザでは、まれに重い合併症を起こすこともあります。とくに子どもでは異常行動や意識状態の変化にも注意し、明らかな異常がある場合は速やかに医療機関へ相談しましょう。

一度改善した発熱や咳が再び悪化した

一度熱が下がったり咳が軽くなったりした後に、再び高熱が出る、咳が強くなるなどの変化がある場合は受診を検討しましょう。インフルエンザから回復する途中で別の感染症や合併症が生じている可能性もあるためです。とくに息苦しさや強い倦怠感を伴う場合は注意してください。発熱や咳が改善した後に再び悪化することは、医療機関へ相談する目安の一つです。

眠れない状態が続き体力の消耗が強い

眠れない夜が続き、日中もほとんど休めない、食事や水分が取れない、起き上がるのもつらいほど消耗している場合は、医療機関へ相談しましょう。睡眠時間だけで判断するのではなく、全身状態や水分摂取量、呼吸、意識状態などを含めて判断することがポイントです。症状が強く受診のための外出が負担になる場合は、オンライン診療を利用できるケースもあります。

クラウドドクターでは、自宅などからオンラインで医師の診療を受けられます。高熱や倦怠感があり外出がつらい時の受診方法の一つとして活用できます。ただし、強い呼吸困難や意識障害など緊急性の高い症状では、オンライン診療ではなく救急受診を優先してください。

子どもがインフルエンザで眠れない時の注意点

子どものインフルエンザでは、発熱や咳だけでなく、異常行動や意識状態の変化にも注意が必要です。とくに発熱直後は、夜間も可能な範囲で保護者が様子を確認しましょう。

少なくとも発熱から2日間は一人にしない

厚生労働省では、インフルエンザにかかった小児・未成年者について、抗インフルエンザ薬を使用しているかどうかにかかわらず、少なくとも発熱から2日間は転落などの事故を防ぐ対策を行うよう注意喚起しています。夜間も可能な範囲で一人にせず、窓や玄関を確実に施錠するなど、安全な療養環境を整えましょう。

急に走り出すなどの異常行動がないか見守る

インフルエンザでは、突然走り出す、部屋から飛び出そうとする、意味の分からない行動を取るなどの異常行動が報告されています。こうした行動は抗インフルエンザ薬を使用していない場合にも起こるため、薬だけが原因とは限りません。とくに発熱から2日間は注意して見守り、玄関や窓の施錠など、万が一行動が起きても事故につながりにくい環境を整えましょう。

うなされている時は呼びかけへの反応を確認する

高熱がある子どもは寝言を言ったり、うなされたりすることがあります。まずは名前を呼ぶなどして、普段どおりに反応できるか確認しましょう。呼びかけても反応が乏しい、視線が合わない、会話が成立しないなどの様子がみられる場合は、単に眠いだけと判断しないことがポイントです。けいれんや明らかな意識状態の異常を伴う場合は、速やかに医療機関へ相談してください。

呼吸が苦しい・水分が取れない時は早めに受診する

子どもが息苦しそうにしている、呼吸が速い、水分をほとんど取れないといった場合は、早めに受診しましょう。また、おしっこが長時間出ていない、泣いても涙が出ない、口が強く乾燥しているなどは脱水を疑うサインです。眠れているかどうかだけではなく、呼吸や水分摂取、尿量、意識状態などを観察してください。ぐったりして反応が悪い場合も速やかな受診が必要です。

乳幼児や基礎疾患がある子どもは早めに相談する

乳幼児や基礎疾患のある子どもは、インフルエンザによる合併症のリスクを考慮して、症状が気になる場合は早めに医療機関へ相談しましょう。とくに呼吸器や神経系の持病がある場合、普段と異なる症状が現れていないか注意が必要です。高熱があるかだけで判断せず、元気がない、食事や水分が取れない、呼吸がおかしいなど、子どもの全身状態を見ながら受診を判断してください。

インフルエンザで眠れない時のよくある質問

インフルエンザで眠れないと、「睡眠不足で悪化しないか」「どれくらい眠ればよいのか」と不安になる方も多いでしょう。療養中によくある疑問について解説します。

一晩眠れなくても回復に影響する?

一晩十分に眠れなかったからといって、それだけでインフルエンザが治らなくなるわけではありません。ただし、睡眠不足が続いて体力が消耗するのは避けたいところです。眠れない時は無理に寝ようとせず、静かな場所で横になり、体を休ませましょう。翌日も家事や仕事を無理に再開せず、休息を優先してください。水分が取れない、症状が強くなっている場合は睡眠以外の体調にも注意が必要です。

インフルエンザの時は何時間寝ればよい?

インフルエンザ療養中に「何時間眠れば治る」という決まった睡眠時間はありません。必要な睡眠時間には個人差があるため、時間を達成することより、眠気に合わせて十分に休むことを優先しましょう。夜に十分眠れなければ、日中に横になって休んでも構いません。ただし、一日中ほとんど起きられない、呼びかけへの反応が悪いなどの場合は、単なる疲労や睡眠とは区別して状態を確認してください。

どこを冷やすと眠りやすい?

熱によるほてりが気になる時は、額や首周りなどを冷たいタオルで冷やすと、心地よく感じて休みやすくなる場合があります。ただし、「ここを冷やせばインフルエンザが早く治る」という部位があるわけではありません。冷却はあくまで不快感を軽減するための方法です。寒気が強い時は無理に冷やさず、ほてりを感じる時だけ、自分が気持ちよいと思える範囲で行いましょう。

インフルエンザが治りかけているサインは?

発熱や寒気、関節痛などが徐々に軽くなり、水分や食事を取りやすくなってくることは、回復の経過としてみられる変化です。ただし、咳やだるさは熱が下がった後もしばらく残ることがあります。一般的なインフルエンザでは数日で症状が軽快していきますが、いったん改善した発熱や咳が再び悪化した場合は注意が必要です。症状の経過に違和感があれば医療機関へ相談しましょう。

インフルエンザで眠れない時は睡眠にこだわらず休息を優先しよう

インフルエンザで眠れない時でも、「何時間眠らなければならない」と焦る必要はありません。高熱や寒気、関節痛、咳、鼻づまりなどをできる範囲で和らげ、横になって体を休ませることを優先しましょう。

寒気がある時は体を温め、ほてりが出たら寝具を調整するなど、その時の症状に合わせた対応がポイントです。解熱鎮痛薬や抗インフルエンザ薬を使用する場合は、自己判断で量を増やしたり、市販薬を追加したりせず、指示された方法を守ってください。

一方で、水分が取れない、息苦しい、胸が痛い、意識がおかしい、いったん改善した症状が再び悪化したなどの場合は、睡眠不足だけの問題ではありません。早めに医療機関へ相談しましょう。

高熱や強い倦怠感があり、医療機関まで移動するのがつらい場合は、クラウドドクターなどのオンライン診療を利用する方法もあります。自宅で医師へ症状を相談できるため、外出が負担になる時の受診方法として検討してみてください。ただし、呼吸困難や意識障害など緊急性が高い症状がある場合は、救急受診を優先しましょう。

症状が気になる場合や、体調に異変を感じたら自分で判断せず、医療機関に相談するようにしましょう。

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