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オンライン診療は初診でも診てもらえる?受診の流れと条件、処方日数を解説

  • 公開日:2026/09/04
  • 更新日:2026/09/15

オンライン診療は、映像と音声によるリアルタイムの診察や本人確認などの条件を満たせば初診から受けられます。ただし症状によっては対面が必要で、初診では処方できない薬や日数の制限があります。受診から薬の受け取りまでの流れを解説します。

オンライン診療は、一定の条件を満たせば初診から利用できます。ただし、どのような症状でもオンラインだけで診察できるわけではなく、患者の状態や得られる医療情報によっては対面診療が必要です。また、初診では処方できない薬や、処方日数に制限が設けられるケースもあります。オンライン診療を初めて利用する方に向けて、受診条件や薬の処方ルール、受診から薬を受け取るまでの流れを解説します。

オンライン診療は初診でも受けられる

オンライン診療は再診だけのものではなく、初診から利用できる場合があります。ただし、安全に診療するための条件があり、最終的にオンライン診療が適しているかは医師が判断します。まずは、初診でオンライン診療を受ける際の基本的なルールを確認しましょう。

一定の条件を満たせば初めての医療機関でも受診できる

オンライン診療は、初めて受診する医療機関でも利用できる場合があります。原則としてかかりつけ医による診療が基本ですが、既往歴や服薬歴など必要な医学的情報を確認でき、医師が適切と判断すれば初診から実施できます。また、かかりつけ医がいない場合などは、事前の診療前相談を経て受診できるケースもあります。

原則としてかかりつけ医や近隣の医療機関へ相談する

初診からオンライン診療を希望するときは、まず普段から診てもらっているかかりつけ医へ相談するのが基本です。かかりつけ医がいない場合は、できるだけ自宅から近い医療機関を選ぶことが推奨されています。診察中に対面診療が必要と判断された際、速やかに受診できる体制を確保しやすいためです。

オンライン診療が可能かは医師が判断する

オンライン診療を希望しても、必ず利用できるとは限りません。オンラインでは触診や聴診などができず、対面診療より得られる情報が限られます。そのため、症状や既往歴、服薬状況などを確認したうえで、オンラインだけでも安全に診察できるかを医師が判断します。オンライン診療を続けるかどうかも、その都度医師が判断します。

診察が難しい場合は対面診療へ切り替わる

オンライン診療を始めたあとでも、医師が画面越しでは十分な診断が難しいと判断した場合は、対面診療への切り替えが必要です。特に緊急性が疑われる症状では、そのままオンライン診療を続けず、速やかな対面受診を案内されます。オンライン診療だけで完結させることより、安全に必要な医療へつなげることが優先されます。

初診でオンライン診療を受けるための条件

初診からオンライン診療を利用する場合、安全な診断につなげるためにいくつかの条件を満たす必要があります。通信環境だけでなく、本人確認や診療情報の共有も欠かせません。受診前に確認しておきたいポイントを解説します。

映像と音声によるリアルタイムの診察を受けられる

オンライン診療では、医師と患者がお互いの映像と音声をリアルタイムで確認しながら診察を行います。メールやチャットのみのやり取りは、オンライン診療には該当しません。そのため、ビデオ通話ができるスマートフォンやパソコンに加え、映像や音声が途切れにくい通信環境を準備しておく必要があります。

本人確認と健康保険の資格確認ができる

初診のオンライン診療では、患者本人であることを確認する必要があります。原則としてマイナンバーカードや運転免許証、パスポートなどの顔写真付き身分証明書を用います。また、保険診療を受ける場合には健康保険の資格確認も必要です。登録方法は医療機関によって異なるため、予約時の案内に沿って準備しましょう。

症状や既往歴、服薬歴を正確に伝えられる

オンライン診療では触診や検査ができないため、患者から伝える情報が診察の重要な材料になります。症状が始まった時期や変化、これまでにかかった病気、アレルギー、現在服用している薬などをできるだけ正確に伝えましょう。特に薬の処方を受ける場合は、飲み合わせや副作用を確認するため、服薬情報の正確な申告が必要です。

必要に応じて診療情報や検査結果を提出できる

初診では、過去の診療録や診療情報提供書、健康診断結果、お薬手帳などから医学的な情報を確認できると、オンライン診療を行える可能性が広がります。例えば持病がある方は、病名や治療内容がわかる資料を用意しておくと診察がスムーズです。提出した情報と現在の症状を合わせ、オンラインで診療できるか医師が判断します。

医師の指示に従って対面診療を受けられる

オンライン診療を利用する場合でも、必要になった際に対面診療を受けられる体制が求められます。診察中に検査や処置が必要と判断された場合や、症状が悪化した場合には、医師から対面受診を案内されることがあります。オンラインだけで診療を完結させることを前提にせず、医師の指示に応じて受診方法を切り替えることが必要です。

初診のオンライン診療が向いている症状・人

オンライン診療は、問診や映像から必要な情報を得やすい症状や、通院そのものが負担になっている方に活用しやすい診療方法です。どのような症状や生活状況で利用を検討しやすいのか見ていきましょう。

問診や視診で状態を確認しやすい症状

問診によって症状の経過を詳しく確認でき、映像でも状態を把握しやすいケースでは、初診からオンライン診療を利用できることがあります。例えば、軽度のかぜ症状や花粉症などが候補になる場合があります。ただし、同じ症状でも重症度や基礎疾患によって適否は異なるため、実際にオンラインで診察できるかは医師の判断が必要です。

診療情報を提出できる慢性疾患の継続相談

糖尿病や高血圧などの慢性疾患では、過去の診療情報や検査結果、処方内容を提出できれば、別の医療機関を初めて受診するときでもオンライン診療を検討できる場合があります。ただし、定期的な血液検査や身体診察が必要な疾患では、オンライン診療だけで管理を続けられるとは限りません。対面診療との適切な組み合わせが基本です。

仕事や育児、介護で通院時間を確保しにくい人

仕事や育児、介護などで医療機関へ行く時間を確保しにくい方は、オンライン診療を活用することで通院に伴う移動負担を減らせます。自宅などから診察を受けられるため、移動や待ち時間を抑えながら医療へアクセスできる点が特徴です。ただし、症状によっては対面診療が必要になるため、オンラインだけに限定せず利用しましょう。

遠方に住んでおり通院の負担が大きい人

医療機関までの距離が遠く、通院の負担が大きい方にもオンライン診療は選択肢となります。特に定期的な相談が必要な場合、毎回長距離を移動する負担を軽減できます。一方、急変時には対面診療が必要になるため、初診では自宅から近い医療機関との連携体制を確保できるかも確認しておくと安心です。

感染症の流行時に外出や院内での接触を避けたい人

感染症が流行している時期は、自宅から受診できるオンライン診療を利用することで、待合室などでほかの患者と接触する機会を減らせます。発熱や咳などがある場合にも利用できるケースがありますが、呼吸困難など重い症状があれば対面診療が必要です。状態に応じてオンラインと対面を使い分けましょう。

仕事や育児で通院時間を確保しにくいときや、発熱などで外出を控えたいときは、オンライン診療を検討する方法もあります。クラウドドクターは初診にも対応しており、ビデオ通話による診療を受けられます。ただし、診察結果によっては対面受診が必要になる場合があります。

初診のオンライン診療に向かない症状

オンライン診療には診察できる範囲に限界があります。特に緊急性が高い症状や、検査・処置が診断に欠かせない状態では対面診療が優先されます。オンライン診療を選ばず、速やかな受診を検討すべきケースを確認しましょう。

強い胸痛や呼吸困難、意識障害がある

突然の強い胸痛や息苦しさ、呼びかけへの反応が悪いなどの症状は、緊急性の高い病気が隠れている可能性があります。このような状態では、オンライン診療で時間をかけて相談するより、速やかな対面診療が必要です。症状が強い場合には救急要請も含めて判断し、オンライン診療だけで経過を見ることは避けましょう。

激しい頭痛や腹痛など緊急性が疑われる

経験したことのない激しい頭痛や突然の腹痛などは、緊急の検査や治療が必要な病気によって起こることがあります。オンライン診療では触診や画像検査ができないため、原因を十分に確認できない場合があります。強い症状が急に現れた場合や、時間とともに悪化している場合には、最初から対面診療を選択することが適切です。

血液検査や画像検査が必要になる

血液検査や尿検査、レントゲン、CT、超音波検査などが診断に必要と考えられる症状は、オンライン診療だけでは対応できません。例えば症状の原因を検査結果から判断する必要がある場合、医師から対面受診を案内されます。過去の検査結果を提出できても、新しい検査が必要と判断されれば医療機関への受診が必要です。

けがや出血など対面での処置が必要になる

大きな切り傷や止まりにくい出血、骨折が疑われるけがなどは、患部の処置や検査が必要になるためオンライン診療には向きません。画面越しに状態を確認できても、止血や縫合、固定などの治療は行えないためです。処置が必要と考えられる場合は、オンライン診療を挟まず、対応できる医療機関を直接受診しましょう。

画面越しでは医師が十分な情報を得られない

症状によっては、見た目や問診だけでは診断に必要な情報がそろわないことがあります。オンライン診療では触診や聴診ができず、対面診療より得られる情報が限定されるためです。診察途中で医師が十分な医学的評価ができないと判断した場合には、オンライン診療を中止して対面診療へ切り替えることがあります。

初診のオンライン診療で処方できる薬と処方日数

初診のオンライン診療でも薬を処方できる場合がありますが、安全性を確保するため一定の制限があります。特に「初診なら薬は7日分まで」と一律に決まっているわけではない点に注意が必要です。厚生労働省の指針をもとに処方ルールを解説します。

初診でも医師が必要と判断すれば薬を処方できる

初診のオンライン診療でも、診察によって医師が治療に必要と判断すれば薬を処方できます。ただし、患者の心身の状態や既往歴、現在服用している薬などを十分に確認したうえで判断されます。初診から安全に処方できない薬もあるため、オンライン診療を受けたからといって必ず薬が出るわけではありません。

基礎疾患などの情報が不明な場合は7日分まで

初診で患者の基礎疾患などの情報を十分に把握できない場合、8日分以上の薬を処方することはできません。つまり、この条件に該当するときは処方日数が7日分までとなります。安全性を確保するためのルールであり、症状が続く場合には再診や対面診療による状態確認が必要になることがあります。

処方日数が一律で7日分に制限されるわけではない

「オンライン診療の初診は薬が7日分まで」と考えられがちですが、すべての患者に一律で適用されるルールではありません。7日分までの制限が適用されるのは、基礎疾患などの情報を医師が十分に把握できていない場合です。診療情報などから必要な医学的情報を確認できる場合は、患者の状態に応じて医師が処方内容を判断します。

初診では麻薬や向精神薬を処方できない

オンライン診療の初診では、麻薬および向精神薬を処方できません。濫用や不適切な使用などのリスクを踏まえ、安全性を確保するために厚生労働省の指針で定められています。睡眠薬などには向精神薬に該当するものもあるため、特定の薬を希望してオンライン診療を申し込んでも、初診では処方を受けられないことがあります。

安全管理が必要な薬は処方できないことがある

患者の基礎疾患などの情報を把握できていない初診では、特に安全管理が必要とされる一部の薬を処方できません。また、重い副作用が起こる可能性がある薬についても、医師は慎重に処方を判断する必要があります。安全に使用するために血液検査や診察が必要な薬では、対面受診を求められることがあります。

希望する薬が必ず処方されるわけではない

オンライン診療では、患者が希望した薬をそのまま処方するのではなく、診察結果をもとに医師が必要性と安全性を判断します。既往歴や併用薬との組み合わせ、副作用のリスクなどによっては処方されないこともあります。特定の薬を入手する目的ではなく、症状や服薬状況を正確に伝えたうえで適切な治療について相談しましょう。

オンライン診療を初診で受ける流れ

オンライン診療の手続きは医療機関によって多少異なりますが、予約や本人確認を行ったあと、ビデオ通話で診察を受ける流れが一般的です。初めてでも迷わないよう、医療機関を探してから薬を受け取るまでの流れを順番に紹介します。

オンライン診療に対応する医療機関を探す

まずは、かかりつけ医がオンライン診療に対応しているか確認しましょう。対応していない場合やかかりつけ医がいない場合は、厚生労働省の「医療情報ネット」などから医療機関を探せます。急に対面診療が必要になる可能性も考え、できるだけ自宅から通院しやすい医療機関を選ぶことが推奨されています。

診療日時を選んで予約する

利用する医療機関が決まったら、Webサイトや専用アプリなどから診療日時を予約します。医療機関によっては予約不要で受付順に診察するサービスもあります。初診では症状や希望する診療科を入力することがあるため、いつからどのような症状があるのか整理しておくと手続きがスムーズです。

保険証や本人確認書類を登録する

予約後は、案内に従って本人確認書類や健康保険の資格情報を登録します。初診では、顔写真付きのマイナンバーカードや運転免許証などによる本人確認が原則です。保険診療を受ける場合は保険資格の確認も必要になるため、診療開始直前になって慌てないよう、事前に必要な登録を済ませておきましょう。

問診票と診療情報を提出する

診察前にオンライン問診票へ症状や既往歴、アレルギー、服用している薬などを入力します。過去の検査結果や診療情報提供書、お薬手帳などを提出できる場合は、あわせて登録しましょう。初診では事前情報がオンライン診療の可否や薬の処方判断にも関わるため、できるだけ詳しく正確に記載することが必要です。

ビデオ通話で医師の診察を受ける

診療時間になったらスマートフォンやパソコンのカメラを使用し、医師とリアルタイムで会話しながら診察を受けます。症状を伝えるほか、必要に応じて顔色や患部などをカメラで確認することがあります。周囲に会話を聞かれない場所を選び、安定した通信環境で受診すると診察を進めやすくなります。

診療費を支払う

診察終了後は医療機関が指定する方法で診療費を支払います。クレジットカードによるオンライン決済のほか、後日振り込みや窓口支払いなどに対応する医療機関もあります。利用できる支払い方法は医療機関ごとに異なるため、予約前に確認しておくと安心です。診療内容によっては薬代や送料なども別途必要になります。

服薬指導を受けて薬を受け取る

薬が処方された場合は、薬局で薬剤師から服薬指導を受けたうえで薬を受け取ります。オンライン服薬指導に対応している薬局なら、自宅などから説明を受け、その後に薬を配送してもらうことも可能です。服用方法や注意点、副作用について確認し、不明点があれば薬を使い始める前に薬剤師へ相談しましょう。

初診のオンライン診療に必要なもの

初診のオンライン診療をスムーズに受けるためには、通信機器だけでなく本人確認や診療に必要な資料を準備しておく必要があります。医療機関によって必要書類は異なりますが、一般的に用意しておきたいものを確認しましょう。

カメラ付きのスマートフォンやパソコン

オンライン診療には、映像と音声でリアルタイムに医師とやり取りできる機器が必要です。カメラとマイクを使用できるスマートフォンやタブレット、パソコンなどを準備しましょう。診察前にはインターネット接続やカメラ、マイクが正常に動作するか確認しておくと、診察中の通信トラブルを防ぎやすくなります。

健康保険証またはマイナ保険証

保険診療としてオンライン診療を受ける場合は、健康保険の資格確認が必要です。医療機関が案内する方法に従い、マイナ保険証や資格確認書など必要な情報を準備しましょう。利用するシステムによって登録方法が異なるため、受診直前ではなく予約時に確認しておくと、診察開始までの手続きをスムーズに進められます。

顔写真付きの本人確認書類

初診では患者本人であることを確認するため、原則として顔写真付きの本人確認書類を使用します。具体的にはマイナンバーカード、運転免許証、パスポートなどです。顔写真付きの証明書を持っていない場合は、複数の書類や医師による確認を組み合わせる方法もあるため、事前に医療機関へ確認しましょう。

お薬手帳や服用中の薬がわかる資料

お薬手帳は、オンライン診療を受ける際にできるだけ準備しておきたい資料です。現在服用している薬の種類や量がわかれば、重複処方や飲み合わせを確認しやすくなります。市販薬やサプリメントを使用している場合も医師へ伝えましょう。薬の名前がわからなければ、パッケージや処方内容を確認できるものを用意すると便利です。

紹介状や過去の検査結果

持病がある方や別の医療機関からオンライン診療へ切り替える方は、紹介状や過去の検査結果、健康診断結果などを準備しておくと診察に役立ちます。初診では患者の医学的な情報をどの程度把握できるかが、オンライン診療や薬の処方の判断に関わります。データを提出できる場合は、受診前に登録しておきましょう。

クレジットカードなどの決済手段

オンライン診療では、クレジットカードなどによるオンライン決済が利用されることがあります。ただし、すべての医療機関が同じ方法に対応しているわけではありません。振り込みや後日窓口払いなどを選べる場合もあるため、利用する医療機関の案内を確認しましょう。支払い方法まで準備しておくと診察後の手続きがスムーズです。

オンライン診療で処方された薬の受け取り方

オンライン診療で薬が処方された場合、近くの薬局で受け取る方法だけでなく、オンライン服薬指導を受けて配送してもらえるケースもあります。診察後に困らないよう、主な薬の受け取り方を確認しておきましょう。

自宅近くの薬局で受け取る

診察後に処方箋が発行されたら、自宅や勤務先の近くにある薬局を指定して薬を受け取る方法があります。医療機関から薬局へ処方箋情報を送ってもらえる場合は、患者自身が処方箋を持参せずに手続きを進められるケースもあります。営業時間や在庫状況によって受け取り時間が変わるため、薬局へ確認してから向かうとスムーズです。

オンライン服薬指導後に配送してもらう

オンライン服薬指導に対応する薬局を利用すれば、薬剤師からビデオ通話などで薬の説明を受けたあと、自宅へ配送してもらえる場合があります。医療機関への移動だけでなく、薬局へ出向く負担も減らせる点がメリットです。ただし、配送方法や到着日、送料は薬局ごとに異なるため、服薬指導を受ける際に確認しておきましょう。

医療機関から直接配送されることもある

診療内容や医療機関の仕組みによっては、院内で処方した薬を自宅などへ配送する方法が用意されていることもあります。ただし、すべての医療機関が対応しているわけではなく、薬の種類や配送地域などによって利用できない場合もあります。受診前に、処方された薬をどのような方法で受け取れるか確認しておくと安心です。

当日受け取れるかは薬局や配送方法で異なる

オンライン診療を受けた当日に薬を受け取れるかどうかは、診察時間や薬局の営業時間、在庫、配送エリアなどによって変わります。近くの薬局で受け取るほうが早いケースもあれば、地域によっては配送サービスを利用できる場合もあります。すぐに服薬する必要があるときは、診察時に医師へ受け取り希望時間を伝えておきましょう。

クラウドドクターでは、診察後に薬局で薬を受け取る方法に加え、地域によってはオンライン服薬指導や薬の配送にも対応しています。初診から利用できるため、通院や薬局への移動が難しいときの選択肢として確認してみるとよいでしょう。なお、配送対応エリアや受け取り時間は状況によって異なります。

初診のオンライン診療にかかる費用

オンライン診療の費用は、保険診療か自由診療かによって大きく異なります。また、診察料以外に薬代や配送費などが発生する場合があります。料金面で後悔しないためにも、申し込み前に確認しておきたい費用について解説します。

対象となる診療には健康保険が適用される

オンライン診療であっても、健康保険の対象となる病気や診療内容であれば保険診療として受診できます。自己負担割合は年齢や所得などによって異なり、対面診療と同様に保険資格の確認が必要です。ただし、受診するサービスや診療内容によって自由診療となることもあるため、予約画面などで保険適用の有無を確認しましょう。

自由診療は全額自己負担になる

AGA治療や美容を目的とした診療など、健康保険の対象外となる自由診療では、診察料や薬代を原則として全額自己負担します。同じオンライン診療サービスでも、診療科や治療内容によって保険診療と自由診療が分かれていることがあります。料金を比較するときは診察料だけでなく、薬代や継続した場合の総額まで確認しておくことが大切です。

診察料とは別にシステム利用料がかかることがある

オンライン診療サービスによっては、診療に関連する費用とは別に、サービス利用に伴う費用などが設定されていることがあります。金額や料金体系は医療機関・サービスによって異なるため、「オンラインだから対面診療と同じ費用」とは限りません。予約を確定する前に料金表示を確認し、どこまでが診療費に含まれているか把握しておきましょう。

薬代や調剤料、送料が別途必要になる

薬が処方された場合は診察料のほか、薬代や調剤にかかる費用が必要です。さらに、自宅への薬の配送を希望すると送料が発生することがあります。厚生労働省も、オンライン服薬指導後の薬剤配送について、配送料や薬剤費などの支払い方法をあらかじめ患者へ周知するよう示しています。申し込み時に総額を確認しましょう。

支払い方法は医療機関によって異なる

オンライン診療の支払い方法は統一されていません。クレジットカードによるオンライン決済を採用する医療機関もあれば、後日の銀行振り込みや窓口払いなどを利用できる場合もあります。診察後に支払いができず困ることがないよう、利用可能な決済方法と支払い時期を予約前に確認しておくと安心です。

オンライン診療の初診に関するよくある質問

初診でオンライン診療を受ける際には、安全性や診察時間、顔出しの必要性などに疑問を感じる方もいるでしょう。ここでは、オンライン診療を初めて利用する前に知っておきたい疑問について解説します。

オンライン診療は危険ではない?

オンライン診療そのものが危険な診療方法というわけではありませんが、対面より得られる情報が限られる点には注意が必要です。そのため、厚生労働省はオンライン診療の実施条件や本人確認、処方できる薬などについてルールを設けています。医師がオンラインでの診察が難しいと判断したときは、対面診療へ切り替えることが安全な利用につながります。

診察時間は平均何分間かかる?

オンライン診療の診察時間について、全国一律の平均時間が定められているわけではありません。症状の内容や初診時に確認する情報量、医療機関の診療方法などによって所要時間は変わります。特に初診では既往歴や服薬状況などを詳しく確認することがあるため、予約枠だけで判断せず、時間に余裕を持って受診することをおすすめします。

診察で顔出しをしなくてもいい?

オンライン診療では、原則として顔を映さず音声だけで診察を受けることはできません。現在の制度では、医師と患者が映像と音声を通じて相互に状態を確認しながらリアルタイムで診療することがオンライン診療と定義されています。また、初診では本人確認も必要です。カメラを利用できる端末とプライバシーを確保できる場所を準備しましょう。

オンライン診療の利用率はどのくらい?

厚生労働省の令和6年度調査では、患者調査の回答者2,540人のうち、オンライン診療の受診歴があった人は3.5%でした。別のインターネット調査でも受診歴がある人は3.6%となっています。ただし、対象者や調査方法によって割合は変わるため、日本人全体の利用率を示す数字ではありません。利用は広がりつつあるものの、対面診療が中心です。

オンライン診療が初診に適しているか確認して受診方法を選ぼう

オンライン診療は、一定の条件を満たせば初診から利用できます。仕事や育児などで通院が難しい方や、医療機関までの移動負担を減らしたい方にとって、受診の選択肢を広げられる方法です。

一方で、オンライン診療では触診や聴診、血液検査、画像検査などを行えません。強い胸痛や呼吸困難、激しい頭痛・腹痛など緊急性が疑われる症状では、オンライン診療ではなく速やかな対面受診が必要です。また、オンライン診療を開始したあとでも、医師の判断によって対面診療へ切り替わることがあります。

薬についても、初診から処方を受けられる場合がありますが、麻薬・向精神薬は初診では処方できません。さらに、基礎疾患などの情報を十分に確認できない患者では、処方日数が7日分までとなり、安全管理が特に必要な一部の薬も処方できません。「初診なら一律7日分」というルールではない点も覚えておきましょう。

通院する時間が取れないときや、自宅から医師へ相談したいときは、オンライン診療も選択肢のひとつです。クラウドドクターは初診にも対応しており、スマートフォンからビデオ通話で診療を受けられます。症状によっては対面診療が適しているため、無理にオンラインだけで済ませず、自分の状態に合った受診方法を選びましょう。

症状が気になる場合や、体調に異変を感じたら自分で判断せず、医療機関に相談するようにしましょう。

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