Topicsトピックス
インフルエンザの予防接種はいつ打てばいい?ワクチンの効果はいつからいつまでかを解説
- 公開日:2026/10/05
- 更新日:2026/10/06
インフルエンザの予防接種は、一般的に10月から12月中旬までが目安です。ワクチンは接種後約2週間で効果が現れ、約5か月持続するとされています。この記事では、年齢・状況別のおすすめ接種時期や、早すぎ・遅すぎる場合の考え方、毎年接種が必要な理由をあわせて解説します。
インフルエンザの予防接種は、一般的に10月から12月中旬までに受けることが一つの目安です。
日本では例年12月から3月頃に流行し、ワクチンの効果が期待できるようになるまでには接種後約2週間かかるためです。
また、効果が持続する期間は約5か月が目安とされています。
ただし、適した接種時期は年齢や体調、受験・旅行などの予定によっても変わります。
この記事では、インフルエンザの予防接種をいつ受けるとよいのか、効果が現れる時期や持続期間とあわせて解説します。
インフルエンザ自体の症状や予防について知りたい方は、インフルエンザの症状・治療・予防の基礎知識も参考にしてください。
インフルエンザ予防接種のおすすめ時期

インフルエンザワクチンは、流行が本格化する前に接種を済ませておくことが大切です。ここでは、例年の流行時期とワクチンの効果が現れるまでの期間から、接種時期の目安を解説します。
インフルエンザは例年12月〜3月頃に流行する
日本では、インフルエンザは例年12月から3月頃に流行し、1月末から3月上旬頃にピークを迎える傾向があります。
そのため、流行が始まってから慌てて予防接種を受けるのではなく、秋頃から準備しておくことが大切です。
ただし、流行開始の時期は年によって異なります。
急な発熱や倦怠感などが気になる場合は、インフルエンザの初期症状と受診の目安も確認しておきましょう。
流行に備えて12月中旬までに接種を終える
インフルエンザワクチンは、接種してすぐに十分な免疫が得られるわけではありません。効果が期待できるようになるまで約2週間かかるため、12月中旬までに接種を終えることが一つの目安です。
一般的には10月頃から接種を検討すると、流行期に備えやすくなります。
特に子どもなど2回接種が必要な場合は、接種間隔も考えて早めに予定を立てましょう。
接種時期を決める際に、現在の体調や持病などについて医師へ確認したい場合は、クラウドドクターでオンライン診療を利用する方法もあります。
自宅から医師に相談できるため、受診のタイミングに迷ったときにも活用できます。
インフルエンザワクチン接種後に効果が現れるまでの期間

インフルエンザワクチンは、接種後に体内で免疫反応が起こり、抗体が作られるまでに一定の時間が必要です。
接種回数による違いも含め、いつ頃から効果が期待できるのか確認しましょう。
接種してすぐに十分な効果が出るわけではない
インフルエンザワクチンは、接種した当日や翌日から十分な効果が得られるものではありません。一般的に、ワクチンによる予防効果が期待できるようになるのは接種から約2週間後とされています。
そのため、「流行し始めてから接種すればよい」と考えると、免疫ができる前に感染する可能性があります。
学校や職場で感染者が増える前に、余裕を持って接種することが大切です。
2回接種する場合はいつから効果が期待できる?
13歳未満が不活化インフルエンザワクチンを接種する場合は、原則として2回接種します。
2回の接種間隔は4週間程度、2〜4週間の範囲が目安です。
1回目でも免疫反応は起こりますが、13歳未満では2回目の接種後により高い抗体価が得られるとされています。
十分に備えるには、2回目の接種を終えてからさらに約2週間を見込んで予定を立てるとよいでしょう。
インフルエンザワクチンの効果が持続する期間

インフルエンザワクチンは、一度接種すれば長期間にわたり同じ効果が続くわけではありません。接種時期を決める際は、効果が現れるまでの期間だけでなく、持続期間も考える必要があります。
接種後約5か月が効果の持続期間の目安
インフルエンザワクチンによる予防効果は、接種から約2週間後に期待できるようになり、その後約5か月持続することが一つの目安とされています。
たとえば10月中旬に接種した場合、流行が多い冬から春先までをおおむねカバーしやすくなります。
ただし、免疫のつき方や持続期間には個人差があるため、「5か月間は必ず感染しない」という意味ではありません。
ワクチンの効果が低下する時期はある?
ワクチン接種後に得られた免疫は、時間の経過とともに徐々に低下していきます。
約5か月という期間はあくまで目安であり、ある日を境に突然効果がなくなるわけではありません。
早い時期に接種するとシーズン後半には効果が弱まっている可能性がある一方、遅すぎると流行開始時に十分な免疫が得られない場合があります。
こうした点からも、一般的には10月から12月中旬頃が接種時期の目安になります。
年齢・状況別のインフルエンザ予防接種時期

インフルエンザワクチンの接種回数や選択できる種類は、年齢などによって異なります。
ここでは、成人・子ども・妊婦・高齢者に分けて接種時期の考え方を紹介します。
13歳以上は流行前に1回の接種を検討する
13歳以上の不活化インフルエンザワクチンは、添付文書上は1回または2回接種できますが、健康な成人などでは原則1回の接種が一般的です。
医学的な理由から医師が必要と判断した場合には、2回接種することもあります。
1回接種する場合は、効果が期待できるまでの約2週間を考え、10月から12月中旬頃までを目安に予定を立てるとよいでしょう。
13歳未満は2回接種を考えて早めに予定を立てる
13歳未満が不活化インフルエンザワクチンを受ける場合は、原則2回接種です。
接種間隔は2〜4週間程度で、4週間程度空けることが一般的な目安とされています。
2回目の接種後に免疫が十分につくまでの期間も考えると、10月から11月頃には1回目を受けられるよう予約しておくと予定を立てやすくなります。
医療機関によって予約開始時期が異なるため、早めに確認しましょう。
2〜18歳は1回接種の経鼻ワクチンも選択肢になる
2歳以上19歳未満では、鼻に噴霧する経鼻弱毒生インフルエンザワクチンも選択できます。
経鼻ワクチンは、年齢にかかわらずシーズンごとに1回の接種です。
注射による痛みを避けられる一方、生ワクチンのため、妊娠中の方や免疫機能に問題がある方などは接種できません。
また、重い喘息や喘鳴がある場合も注意が必要です。どちらが適しているかは医師と相談して決めましょう。
妊娠中も流行前の接種を検討できる
注射で用いられる不活化インフルエンザワクチンは、妊娠中でも接種を検討できます。
妊娠初期を含め、妊娠中の接種によって先天異常が増えるとは考えられていません。
一方、経鼻弱毒生ワクチンは妊婦には使用できません。
妊娠中の体調や基礎疾患なども踏まえ、産婦人科や接種を行う医師と相談しましょう。
高齢者は自治体の接種期間も確認する
65歳以上の方や、一定の障害がある60〜64歳の方は、インフルエンザワクチンの定期接種の対象になる場合があります。
高齢者はインフルエンザによって重症化するリスクがあるため、流行前に接種を検討しましょう。
定期接種の実施期間や自己負担額は自治体によって異なります。
自治体から届く案内や公式サイトを確認し、利用できる期間内に接種できるよう予定を立ててください。
年齢や妊娠、持病などによって「いつ接種すればよいのか」「接種しても問題ないか」と判断に迷う場合は、医療機関へ相談しましょう。
すぐに外出して受診することが難しい場合は、クラウドドクターを利用してオンラインで医師に相談することもできます。
早すぎる・遅すぎる接種時期の考え方

「9月では早すぎる?」「12月を過ぎたら遅い?」と迷う方もいるでしょう。
接種時期は一律ではなく、流行状況や今後の予定を踏まえて判断することが大切です。
9月の接種は流行時期と効果の持続期間を考えて判断する
9月に接種すること自体が問題というわけではありません。ただし、ワクチンの効果が持続する期間は約5か月が目安のため、早く接種すると流行シーズン後半には効果が低下している可能性があります。
一方、地域ですでに流行の兆しがある場合や、早い時期に重要な予定がある場合は、9月の接種が適することもあります。
流行状況や自身の予定を踏まえ、医療機関と相談して決めましょう。
12月を過ぎても接種する意味がなくなるわけではない
12月中旬までに接種できなかったからといって、それ以降の接種が必ず無意味になるわけではありません。例年、インフルエンザは3月頃まで流行するため、流行状況によっては接種を検討する余地があります。
ただし、接種から効果が期待できるようになるまで約2週間かかります。
すでに流行が拡大している場合は、手洗いや換気などの感染対策も並行して行いましょう。
受験や旅行など予定がある場合の接種時期
受験や旅行、帰省、仕事上の重要な予定がある場合は、その予定日の少なくとも約2週間前までに接種を済ませることを一つの目安にできます。
ワクチン接種後、免疫がつくまでに時間が必要だからです。
13歳未満で2回接種する場合は、2回の接種間隔と2回目接種後の期間も必要です。
試験直前になって慌てないよう、数週間から1か月以上前から接種計画を立てておきましょう。
流行時期は毎年同じとは限らない
インフルエンザは例年12月から3月頃に流行しますが、流行開始やピークの時期が毎年まったく同じとは限りません。年によっては秋の早い段階から患者数が増えることもあります。
「毎年この日に打つ」と固定するのではなく、その年の流行状況や学校・職場での感染状況を確認することが大切です。
自治体や厚生労働省などが発表する感染症情報も参考にしながら判断しましょう。
インフルエンザワクチンを毎年接種する理由

「去年予防接種を受けたから、今年は必要ないのでは」と考える方もいるかもしれません。
しかし、インフルエンザワクチンは毎シーズンの接種を検討することが基本です。
その理由を解説します。
ワクチンはそのシーズンの流行株を考慮して作られる
インフルエンザウイルスは少しずつ変化するため、ワクチンはそのシーズンに流行すると予測されるウイルス株を考慮して製造されています。
そのため、前年と同じ内容の免疫だけで十分に対応できるとは限りません。
毎年の流行状況に合わせたワクチンを接種することで、そのシーズンのインフルエンザに備えやすくなります。
前年の接種効果が翌シーズンまで続くとは限らない
インフルエンザワクチンの効果が持続する期間は約5か月が目安です。
前年の秋から冬に接種していても、翌年の流行シーズンには免疫が低下していると考えられます。
さらに、流行するウイルス株も変化する可能性があります。
そのため、前年に接種した方も、その年の流行に備えて改めて接種を検討することが大切です。
インフルエンザの予防接種を受けるときの注意点

インフルエンザワクチンは、体調によっては予定していた日に接種できないことがあります。
予約日だけを優先せず、当日の体調を確認してから接種を受けることが重要です。
発熱や重い急性疾患がある日は接種できない
発熱している方や重篤な急性疾患にかかっている方は、原則としてその日にインフルエンザワクチンを接種できません。
また、ワクチンの成分によって過去にアナフィラキシーを起こしたことがある場合なども接種できないことがあります。
接種当日に発熱や強い倦怠感などがある場合は無理をせず、接種予定の医療機関へ連絡して判断を仰ぎましょう。
子どもは2回目まで見越して早めに予約する
13歳未満が不活化ワクチンを受ける場合は2回接種が基本となるため、1回目だけでなく2回目の日程まで考えて予約しましょう。特に秋以降は予約が集中し、希望する日に接種できないこともあります。
体調不良によって予定が延期になる可能性もあるため、流行直前ではなく余裕を持って開始することが大切です。
接種間隔やワクチンの種類について不明点がある場合は、予約時に医療機関へ確認してください。
接種時期に迷ったら医療機関へ相談する
持病がある方、妊娠中の方、過去にワクチンで強い副反応が出た方などは、自己判断だけで接種時期や方法を決めず医師へ相談しましょう。
また、接種予定日に咳や鼻水、発熱などがある場合も、体調を伝えたうえで判断してもらうことが大切です。
接種可能かどうかは症状や全身状態によって異なります。
インフルエンザの予防接種時期に関するよくある質問

インフルエンザの予防接種については、接種後の感染や流行後の接種、体調不良時の対応なども気になるところです。
ここでは、接種時期に関連するよくある疑問を解説します。
インフルエンザの予防接種をしていれば感染しない?
インフルエンザワクチンを接種していても、感染や発症を完全に防げるわけではありません。ワクチンには発症を一定程度抑え、発症した場合の重症化を予防する効果が期待されています。
接種後も手洗いや換気などの感染対策を続けることが重要です。
家庭や職場で感染者が出た場合の対策は、インフルエンザがうつる仕組みや感染リスクも参考にしてください。
インフルエンザが流行ってからワクチンを接種しても意味はある?
流行が始まった後でも、流行が続くと予想される場合には接種を検討できます。
ただし、ワクチンの効果が期待できるようになるまでには約2週間必要です。
そのため、すでに感染した方との接触があり「今接種すれば今回の感染を防げる」というものではありません。流行状況や年齢、持病などによって判断が異なるため、接種するか迷う場合は医療機関へ相談しましょう。
インフルエンザの予防接種をやめた方がいい人は?
発熱している方や重篤な急性疾患がある方、ワクチンの成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある方などは、接種できない場合があります。
基礎疾患や過去の副反応がある方も、事前に医師へ相談が必要です。
一方、持病があるという理由だけで一律に接種できないわけではありません。病状や治療内容によって判断が異なるため、かかりつけ医に確認しましょう。
インフルエンザの予防接種は咳や鼻水が出ていても大丈夫?
軽い咳や鼻水があるだけで、必ずインフルエンザワクチンを接種できないとは限りません。一方、発熱している場合や重い急性疾患がある場合は、接種を延期する必要があります。
症状の程度や全身状態によって接種できるかどうかは異なるため、当日の問診で症状を正確に伝えましょう。
インフルエンザの予防接種は流行前に余裕を持って受けよう

インフルエンザの予防接種は、一般的に10月から12月中旬頃までに受けると、冬の流行に備えやすくなります。
ワクチンの効果が期待できるようになるまでには約2週間かかり、持続期間は約5か月が一つの目安です。
13歳未満で不活化ワクチンを接種する場合は原則2回接種となるため、接種間隔まで考えて早めに予定を立てましょう。
2〜18歳では経鼻ワクチンも選択できますが、年齢や体調によって適したワクチンは異なります。
また、ワクチンを接種してもインフルエンザを完全に防げるわけではありません。流行時期は手洗いや換気などの感染対策も続けましょう。
接種前に体調を崩したときや、インフルエンザが疑われる症状があり受診すべきか判断に迷う場合は、医療機関へ相談してください。
外出が難しい場合には、24時間365日オンラインで医師に相談できるクラウドドクターも受診方法の一つです。
症状が気になる場合や、体調に異変を感じたら自分で判断せず、医療機関に相談するようにしましょう。
クラウドドクターの
オンライン診療
クラウドドクターのオンライン診療
クラウドドクターでは、問診内容を元に全国から適したドクターがマッチングされ、あなたの診療を行います。診療からお薬の処方までビデオ通話で受けられるため、お忙しい方にもおすすめです。
-
24時間365日
いつでも診療OK -
保険診療が
ご利用可能 -
お近くの薬局やご自宅で
お薬の受取り可能