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体重減少に関する病気一覧
該当 52件1~20件を表示
アジソン病あじそんびょう
アジソン病は、副腎から分泌される副腎皮質ホルモン(コルチゾールやアルドステロン)が慢性的に不足することで起こる疾患です。全身の倦怠感や低血圧、色素沈着などの症状が見られ、生命に関わる副腎クリーゼを防ぐためにも早期の診断とホルモン補充治療が重要です。
バセドウ病ばせどうびょう
バセドウ病は、自己免疫の異常により甲状腺ホルモンが過剰に分泌される疾患です。代謝が亢進するため動悸、体重減少、眼球突出など多彩な症状が現れます。抗甲状腺薬や放射性ヨウ素治療、手術により治療が可能です。
亜急性甲状腺炎あきゅうせいこうじょうせんえん
亜急性甲状腺炎は、ウイルス感染の後などに甲状腺に炎症が生じ、一時的に甲状腺ホルモンが過剰に放出される病気です。発熱と甲状腺の痛みが特徴で、自然軽快することが多いものの、適切な対症療法が重要です。
甲状腺中毒症・甲状腺機能亢進症こうじょうせんちゅうどくしょう・こうじょうせんきのうこうしんしょう
甲状腺中毒症・甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、代謝が異常に高まる状態を指します。動悸や体重減少、発汗、精神不安などの症状が現れ、主な原因はバセドウ病です。適切な治療により多くはコントロール可能です。
2型糖尿病にがたとうにょうびょう
2型糖尿病は、インスリンの分泌不足や効きにくさによって血糖値が慢性的に高くなる病気です。生活習慣との関連が強く、初期は無症状でも放置すると合併症を引き起こします。食事や運動などの生活習慣改善と薬物療法での血糖管理が重要です。
1型糖尿病いちがたとうにょうびょう
1型糖尿病は、自己免疫反応などによって膵臓のインスリン分泌が失われる疾患です。突然の発症が多く、血糖を下げるホルモンであるインスリンが不足するため、インスリン注射による継続的な治療が不可欠です。早期診断と血糖コントロールが合併症の予防に重要です。
胃・十二指腸潰瘍い・じゅうにしちょうかいよう
胃・十二指腸潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜が胃酸や消化酵素によって深く傷つき、えぐれた状態になる病気です。ピロリ菌感染やNSAIDsの使用が主な原因で、みぞおちの痛みや黒色便、吐血などの症状を伴います。再発しやすい病気ですが、適切な治療と除菌、生活習慣の改善によってコントロールが可能です。
慢性胃炎まんせいいえん
慢性胃炎は、胃粘膜の炎症が長期間持続する状態を指し、胃もたれや吐き気、食後の不快感などの症状を引き起こすことがあります。主な原因はピロリ菌感染や長期的な薬剤、ストレスなどで、胃粘膜の萎縮や腸上皮化生を伴うこともあります。症状が乏しいこともあるため、内視鏡検査による定期的な観察と必要に応じた治療が重要です。
膿胸のうきょう
膿胸は、胸腔内に膿がたまる感染症で、肺炎や外傷、手術後の合併症として発生します。発熱や胸痛、呼吸困難などの症状があり、診断には画像検査と胸水検査が用いられます。治療は抗菌薬と胸腔ドレナージが基本で、外科的処置が必要な場合もあります。
塵肺じんぱい
塵肺は、長期にわたり粉塵を吸入することで肺に炎症と線維化を引き起こす職業性疾患です。主に鉱山や建設、鋳造業などで見られ、呼吸器症状と全身症状を呈します。早期発見と職場環境の改善が重要で、進行例では呼吸不全や合併症のリスクがあります。
胸膜腫瘍きょうまくしゅよう
胸膜腫瘍は、肺を覆う胸膜に発生する腫瘍で、良性から悪性までさまざまです。中でも悪性胸膜中皮腫はアスベスト曝露と関連し、進行が早く予後不良です。診断には画像検査と病理検査が必要で、治療は手術、化学療法、放射線療法が組み合わされます。
胸水きょうすい
胸水は、肺を覆う胸膜の間に液体が異常に貯留する状態で、呼吸困難や胸痛を引き起こします。心不全、感染、悪性腫瘍などが原因となり、診断には胸水穿刺が不可欠です。治療は原因疾患に応じて行われ、必要に応じてドレナージや化学療法が選択されます。
結核性胸膜炎けっかくせいきょうまくえん
結核性胸膜炎は、結核菌による胸膜の感染で発症する滲出性胸水を伴う疾患です。胸痛や発熱、呼吸困難が主症状で、若年者にも多く見られます。診断には胸水検査と結核菌の証明が重要で、治療は抗結核薬の長期投与が基本です。
がん性胸膜炎がんせいきょうまくえん
がん性胸膜炎は、がん細胞が胸膜に転移・浸潤して炎症と胸水貯留を起こす状態で、呼吸困難や胸痛が主症状です。悪性腫瘍の進行例で多く、治療は胸水の排液、胸膜癒着術、化学療法などを行います。緩和ケアも重要な選択肢です。
特発性肺線維症とくはつせいはいせんいしょう
特発性肺線維症(IPF)は、原因不明の肺線維化により肺の弾力性が低下し、進行性に呼吸機能が低下する間質性肺疾患です。労作時の息切れや乾いた咳が主症状で、治療には抗線維化薬や在宅酸素療法が用いられます。早期診断と継続的管理が必要です。
リンパ球性間質性肺炎りんぱきゅうせいかんしつせいはいえん
リンパ球性間質性肺炎(LIP)は、肺間質にリンパ球が浸潤し線維化を引き起こすまれな間質性肺疾患で、膠原病や免疫疾患と関連することが多いです。進行は緩徐で、治療にはステロイドや免疫抑制薬が用いられます。早期診断と長期的管理が重要です。